フォレスト ヒル ラ ビレット パリ
今回パリで宿泊したホテルです。ヨーロッパ最大級の科学博物館やシテ科学産業博物館、コンサートホールなどがあるラヴィレット公園に面している地域。少し中心部から離れているが駅も近くオペラ座やルーヴル美術館へも乗り継ぎなしで行けるためフリーでパリに滞在する日本人観光客にも人気のホテル。
2011年6月に全館改装されたばかりとあってモダンで明るい感じのホテルです。正面入り口もフラットで自動ドアも広く車イスが安心して通り抜けられる幅でした。
私が宿泊した部屋はバリアフリールームでしたが入口が狭く私の簡易電動車イスでギリギリの幅でした。
いざ室内へ入ると通路幅も広く正面にファーが置いてあり右側へバスルームとなっています。
部屋の奥側から入口方向を見た感じですが通路幅も広くカーペットも深くなくて車イスでも動き易かったです。
入口を入って通路の右奥にベッドが設置してありましたが何故か?ツインのはずが2つのベッドが仲良くくっ付いているではあ〜りませんか!この後、ボランティアさんに自分好みにベッドを移動してもらってぐっすり熟睡しました。以外にベッド幅は狭くスプリングも軟らかかったです。
ベッドの奥側からはソファーとテーブル&イス、あまり冷えない冷蔵庫と小さいテレビが設置してあるだけです。もちろんテレビのスイッチを入れて見ても殆んどがフランス語なので何を話しているのやら全然わからないですが…
こちらが浴室です。入口はフラットですが幅が狭く車イスでやっと入室できたという感じです。
入口正面に浴槽がありシャワーはハンドタイプですが日本の様な細かな水圧じゃないので水量の調節が難しかったです。浴槽は50cmgぐらいあり高く、左壁にタオル掛け、奥壁に小さな手摺が設置してあるだけです。車イスや足の上がらない方には入浴介助が必要だと感じました。
入口右側にはトイレがあります。日本の場合、トイレの左右にあるべき手摺が奥壁に方向が違って設置してあるのには驚きました!この場合、どうやって車イスから便座へ移乗するんだろう・・・かなり腕に力のある方でないと危険だと思います。
入口左側には大鏡とシンプルな洗面台、備え付けのドライヤーとティッシュBOX。その隣に移動式のテーブルがあってコップと何点かのアメニティーが置いてありました。