ホリディ・イン・ワイキキ・ビーチ・コマ―
今回はワイキキで最も賑やかなカラカウア大通りの中心に立地するホリディ・イン・ワイキキ・ビーチ・コマ―の9階にあるバリアフリールームに宿泊しました。入口ドアは私の車イス(64cm)でも入室問題なし。

通路幅は家具が置いてある一部が狭いだけで私の簡易電動車イス(64cm)で問題なく通過できました。

ベッドはセミダブルサイズのツインでベッドの高さ、スプリングの硬さも丁度よく体が沈み込む事もなくて朝まで熟睡できました。
一番気にしていたベッド間のスペースも広く、そのままの位置で車イスからベッドへの移乗も容易でしたし介助をするボランティアさんも負担なく介助ができたと思います。

室内には小さなデスクに電話と照明、木目の収納家具があり、その上に液晶テレビ(NHK放送が無料)置いてあります。右側には冷蔵庫とコーヒーメーカー&コナコーヒー(無料)とアイスBOXがありました。

部屋の奥側から見た室内の感じですがガラスドアのクローゼットとセーフティーBOXが設置してあります。

部屋の入口ドアから通路の左側が浴室で奥側にトイレがあります。奥壁にタオル掛けと平行の手摺、左壁にもトイレットペーパーホルダーと長い平行の手摺が付いています。便座まで車イスを側に付けて便座へ移乗するの事できる思いますが少し狭いです。

こちらはバスルーム奥側から見た感じです。バリアフリールームの入口ドアとしては少し狭いですが私の簡易電動の車イス(64cm)は何とか通過できました。
洗面台は入口を入った側の左側にあって照明も明るく正面に大鏡、左壁にタオル掛けとドライヤー、ティッシュBOXなどアメニティー(石鹸、髭剃り、ナイトキャップ、シャンプー&リンス類)も充実しています。また実際に私の簡易電動車イスで使用した際にも「高さ、奥行」ともに問題なくハワイでは比較的使い易い洗面台だと思いました。

残念ながら浴室には浴槽が無くシャワーだけです。右壁に高さが調整のできるハンドシャワーと並行の手摺、奥壁にも並行の手摺が付いています。また左壁にシャワーチェアーが設置されていて移乗できる方は、この椅子に座りシャワーを使用します。ただしシャワールームが狭いため車イスから移乗するのは大変かも知れません!
ちなみにバリアフリールーム以外の部屋には浴槽が付いているそうです。

部屋からバルコニーへはサッシのレール部分の段差(約2cm)をクリアすれば車イスでも行き来する事ができます。
※ドアを開けっ放しにしておくと部屋に鳥が入り込む時があるのでご注意ください!

バルコニーには小さな円形テーブルと椅子2脚が置いてあります。実際に私の簡易電動車イスで出てみると方向転換がやっとという感じです。

私の部屋から隣の部屋のバルコニーを見た感じですが気軽に隣人と挨拶を交わせる間隔で各部屋のバルコニーが設置されています。

バルコニーからは眼下にカラカウア大通りの中心部を行き交う人々の様子やロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター、その奥にシェラトン・ワイキキやアウトリガーホテル、ピンク色の外壁で有名なロイヤル・ハワイアン、そのホテルの間からワイキキの海が僅かに見える感じです。