今回、私たちが宿泊したのは、ワイキキビーチ・マリオット・リゾートホテルです。この部屋はハンディキャップルームでドア入口から通路も広く、車椅子でも十分なスペースがありました。ベッドはキングサイズがドカーン!と置いてあり、2人で寝ても余裕たっぷり。クッションはやや柔らか目ですが車椅子からの乗移りにはちょうどよい高さです。

部屋奥にはバルコニーも完備していて床部分にはゴム製のマットが敷いてあり車椅子でも自由に行き来できます。ただし、通常はテーブルと椅子2脚が置いてあるので部屋内に移さないと車椅子では出れない事を付け加えておきます。

トイレ&バスルーム へは車椅子でも自由に出入できますがあまり広くないです。トイレには手摺が付いていて体のバランスを保持できない重度障害者の方以外なら車椅子でも使用可能な範囲だと感じました。

バスタブは通常の洋式タイプのもので床から30cmぐらいあり、足の不自由な方が単独で浴槽に入る場合は大変だと思いました。その分、浴槽の奥壁には手摺が2段備わっていて腕の力で立ち上がる方には使い易いです。なお、膝の曲がらない方や浴槽に直接腰を降ろせない方には、シャワーチェアー(上記写真)も完備しているので浴槽内に入れて使用すれば便利です。

洗面所は車椅子でも奥行(足・膝とも)十分に入れますが欧米人用のサイズなのか洗面台が高すぎて車椅子では使いづらかったです。