3日目のオアフ島北部観光でポリネシア文化センターを訪れました。私達が申し込んだクラスは現地で留学している日本人の大学生が村内を案内してくれました。入村する前に筋肉ムキムキのお兄さん&きれいなお姉さん達と記念撮影をしてカヌーショーへ向かいました。
カヌーショーは日曜日を除く毎日1回14:30からはじまります。各部族ごとにポリネシアの伝説を力強い踊りで表現しています。
@ハワイの踊りはレインボープリンセスの伝説。
カウアイ島の“虹の神”は危ない所 を助けた女の子に”雨の神”と名付 け、滝の内側で大事に育てました。
後にワイメアという地域の王子様は 彼女の本当の名前が”ウア”である ことを知りめでたく結婚しました。
Aトンガの踊りはトンガの王様の始まり。
「空の神」にはアホエイトウという息子がいました。成長した息子は父親が空の世界の住人であることを知ったのです。それを知った空の世界の兄弟達はアホエイトウに嫉妬し殺してしまいました。しかし「空の神」は息子の命を蘇らせアホエイトウをトンガで最初の神聖な統治者にすることによって、兄弟達に罰を与えました。
Bタヒチの踊りラタが両親を救い出す話。
ラタの両親は巨大な鳥マトウクに捕 らえられてしまいました。ラタは魔 法のカヌーと武器を用意して両親の 救出に出発しましたラタはマトウク を打ち負かして無事、両親を救い出 し彼の武勇伝はタヒチで有名になっ たのです。
Cアオテアロア(ニュージーランド)の踊りはポンガとプヒフイア。
ポンガとプヒフイアはお互いに対立
する村に住んでいました。二人は恋
に落ちブヒフイアはポンガの村に移
り住みました。ブヒフイアの母親は
村の女たちを集めて娘が戻って来る
ように圧力をかけましたがブヒフイ
アはポンガと一緒に残るため戦い二
人はポンガの村で一生幸せに暮らし
ました。
Dサモアの踊りはヤシの木の始まり。
シナという名の少女は池にいる半身 半人のうなぎが好きになりました。 彼女の両親は反対し池の水を全て干
し上げてしまいました。しかし うなぎは自分が死ぬ前にシナに自分 の頭を切り落とし、埋葬するように
頼んだのです。その場所からはヤシ の木がはえてきました。今日でも ヤシの実にはシナの友人の目と口を
見ることができます。
Eフィジーの踊りはファイヤーウオークの由来。
フィジーの酋長トウイ、ナイビカリ タはナモリワイという小さな神を捕 らえました。その神は自由になるた
めの条件としてトウイにどんな力で も授けると申し出ました。トウイは その中のただ一つの力、白く焼けた
石の上を歩くことが出来る力を受け 入れました。今日までトウイの子孫 たちは焼けた石の上を歩くことが出
来るようになりました。