今回は一度は泊まってみたいと思っていたカラカウア大通りに面していて目の前がワイキキビーチと立地条件最高で高級ホテルのハイアット・リージェンシー・ワイキキに宿泊しました。このホテルは建物の形に特徴があるため最初のうちはエレベータを降りて部屋に向かうまで放射状に通路が広がっていて迷いました。入口ドアの幅は車イスでも十分ですが部屋内の通路がないのにビックリしました。

このホテルには各階にバリアフリールームがあり事前に予約して参加者全員に振り分けてもらいました。部屋に入ると上記の様な構造になっています。写真右側のテーブルが出ているため車イスで奥に行くときは位置をずらして移動しました。

高級ホテルの割には、照明器具が暗くベッドが高いので参加者の中には車イスからの移乗が大変だった様です。部屋の壁の厚みが薄いせいなのか少し大きな声で話しをすると隣の話し声が聞こえてきて宿泊中は気を遣いました。

部屋奥にはバルコニーも完備していて段差なしで車イスでも自由に行き来できます。バルコニーは奥行、幅ともに十分なサイズで向かって右側には、テーブルと椅子2脚が置いてあるので天気が良い日に景色を見渡しながらバルコニーで食べる朝食は美味しいと思います。

こちらが部屋(25階)バルコニーの眼下からは、カラカウア大通りと(シェラトン・モアナ・サーフライダー)や(シェラトン・プリンセス・カイウラニ)などのホテルが見渡せます。

バルコニー左前方のワイキキビーチでは、朝から泳いでいる人や波に乗るサーファーが見えます。いつもの事ながら帰国する日は代表の背中も寂しそうです。

私たちが宿泊した部屋(バリアフリールーム)の入口は、スライド式の開閉ドアで車イスのまま段差なしで入室できますが少し狭いです。入室すると正面に浴槽があり左側に多目的トイレがあります。

浴槽に向かって左側(石鹸置き棚)と右側の壁が平行の手摺、奥壁には平行に上下2本の手摺とシャワーカーテンが付いています。左側壁には高さ調節が出来て取り外し可能なハンドシャワーが付いています。浴槽の高さは比較的低いものの車イスから移乗して座るスペースがないのが残念です。

トイレは左側と奥壁に平行の手摺が付いています。スペース的に幅がないので車イスで移乗する際に注意が必要です。自分で乗り移れない方と座位バランス保持の出来ない方には全面介助なら使用できますが座面が硬いため床ずれに注意してください。

洗面台は、正面に大鏡や小物置台、ドライヤーなどが完備されています。また車イスで使用しても膝までの高さも確保され、奥行きも浅いものの排水管がないので足に当たることはありませんでした。ただし右側の壁が近いので車イスで入ると右腕が当たり使い辛かったです。