シェラトン・ワイキキ
約10年前に宿泊したシェラトン・ワイキキ。全館改装してからは初めてで私が宿泊したバリアフリールームは、ホテル正面玄関側、低層階に位置するシティービューの部屋で入口ドアは車イスでも入室可能です。夜にはワイキキの夜景を見渡すことができます。

室内には、プライベート・バルコニー、ツインベッド、事務机、高速インターネット(有料)、留守録機能付き電話、ワイドスクリーンの薄型液晶TV(NHK無料)、ケーブル・チャンネル、室内セーフティーボックス、コーヒーメーカー、エアコン、バス用品一式がついています。お部屋の広さは約26〜27平方メートルです。

部屋内は今までの宿泊したホテルの中でも一番広く、車イスで自由に動けて使い易かったです。

ただしベッドの間は、さほど広くなくベッドを移動させて車イスがベッドの間へ入れるように工夫して使用しました。

室内奥側から見た室内の感じですがテーブルと壁掛け物置き台があるだけで白を基調にシンプルでスーツケースなど荷物も自由に置けるぐらい広くて良かったです。

入口から室内へは更に通路幅も広くなっていて改装する前よりスムーズに出入り出来るのが嬉しいです。

入口ドアから左側にバスルームとなっており、スライド式の引きドアで段差もなく入れます。床はタイル調で車イスでも移動し易い、左側にトイレがあり奥壁と左側に横型の平行手摺が付いている。トイレ周りは広く車イスが便座の直ぐ脇に付けるが日本の様にトイレの脇に手摺が付いてないので腕に力のある方以外は移乗は難しいかもしれません。

バスルームに入って右側に浴槽があり、高さも低めで膝の曲がらない方や介助を受ける方にも使いやすいと思います。また左側にはロールインシャワーと横の平行手摺(1段)と奥壁に横型の平行手摺(2段)があります。

浴室の一番奥にはシャワールームとなっており、奥と左側に平行の長めの手摺が付いています。手前壁には折り畳み式のシャワーチェアーが備わっているので長く立っていられない方にも使い勝手がいいと思います。ただ少し排水口から臭いがしたのが気になりました。

洗面台もシンプルな作りで高さは欧米人用と少し高いですが、車イスでも膝が当たらず奥行きも十分なスペースがありました。正面には縦長の鏡とドライヤー、グラス、ティッシュBOXや各種アメニティー、手前の左側壁にタオル掛けが付いています。