北海道の東、阿寒国立公園内の『マリモ』で有名な阿寒湖のほとり、阿寒湖畔温泉街に民芸品と踊りの里阿寒湖アイヌコタンがあります。アイヌコタンでは、アイヌ古式舞踊をはじめとする舞踊や演劇を毎日上演するとともに、アイヌ生活記念館や森と湖の藝術館などがあり、昔からのアイヌの生活や文化を学ぶことができます。ムックリの講習会やアイヌ民族の歴史の講話などもあり、楽しいイベントが盛りだくさんです。
阿寒湖のアイヌコタンには30軒ほどの個性的な民芸品店があり、それぞれの店で一流の木彫り師による独創的な作品が作られています。民芸品には木彫りの作品を中心に動物や鳥などをモチーフにした小物や美しいアクセサリー、アイヌの楽器ムックリなどのさまざまな商品があります。アイヌコタンのにぎやかで楽しい店での買い物は観光客に大変よろこばれています。また、コタンの商店街には郷土料理を食べさせてくれる飲食店や軽食喫茶店なども5軒ほどあります。
アイヌコタンの中央にあるオンネチセでは、このアイヌ古式舞踊を見ることができ、踊りを通じて阿寒の自然やアイヌの文化を感じることができます。
オンネチセ側から見下ろしたアイヌコタンです。シンボルのシマフクロウがアイヌ部落の入り口(アーチ)に飾られています。