2日目の滞在には阿寒湖半温泉街にある「あかん悠久の里 鶴雅」に宿泊しました。このお宿には、3Fと4Fにハンディキャップルームが3部屋あります。入り口は段差なしで2重構造の引き戸になっており、車椅子の高さにも丁度よい位置に大きな取っ手が付いていて開閉が楽でした。
部屋は、和洋室タイプで座敷もあって旅で疲れた体を癒してくれます。窓際にはソファーも完備されていて畳に座れない方にも便利です。
洗面所も車椅子対応になっていて殆どの車椅子でも(車高の高さ・奥行ともOK)使用できる設計だと思います。車椅子を使用しない方にも脚にゴムの滑り止めの付いたイスが常時置いてあります。
トイレには左側にL字型、右側にも平行な手摺が付けており、車椅子から一人で乗移りをする方でも安心して利用できます。ただ洗面所の角の部分が車椅子の乗降りの際に少し邪魔になるかもしれません。
バスルームは、入り口からフラットですが洗い場が狭く車椅子では入室できません。また浴槽には、乗移る小座位スペースと奥壁にL字型の手摺が付いており浴槽に入る時にも安心して入浴できます。
その他、全身を映せる縦長の鏡や手摺、洗面器、マット、石鹸やシャンプーなどの物置棚も座った目線に設置されていて嬉しい配慮です。、また洗面所と同じ脚にゴムの滑り止めの付いたシャワーチェアーも準備してあります。