稚内から旭川へ移動して北海道滞在3日目のお宿は、市内のホテルでも老舗で有名な旭川グランドホテルに宿泊しました。このホテルは、かの発明王エジソンを曾祖父とするカナダ人デザイナー、ジョン・エジソン氏がロビー、エントランスなどの意匠をイメージして重厚で格調高い建築と気品漂う空間が素敵で、国際会議や有名な著名人も数多く利用されている高級ホテルです。

客室は7Fから上階になっており、ユニバーサル・デザインルームも1室完備されています。入口は車イスでの宿泊者にも可能な幅になっていますが、あまり広くもありません。正面には荷物置棚とテレビ台、テーブル&イスがあります。

室内は、広く車イスでも自由に動くことが出来ますが照明が少し暗く感じられました。

ベッドは、セミダブルサイズで幅、マットの硬さ共に丁度よい感じでした。ベッドの間にも車イスが入れる幅があるので、車イスからの移乗もし易かったです。

正面右側に浴室があり、入口は横にスライドさせる木目調の開閉式ドアで、車イスでも十分な幅があり入室できます。奥壁に平行な手摺が付いています。

浴槽には、右側の壁にはハンドシャワーと縦の手摺り、奥壁にも平行の手摺りが付いています。その他、浴槽内にも左右に手摺りが付いているので安心して足を伸ばして入浴を楽しめます。

トイレは浴室の正面にあり、向かって左側に上下する手摺りがあるだけで右側には手摺りはありません。なお右側壁にトイレットペーパーと緊急ブザーが付いています。

洗面台は照明も明るく、膝の高さ、奥行き(排水パイプも邪魔にならず)共に車イスで使用し易かったです。向かって右側の壁に備付けのドライヤーやアメニティーも充実していました。