あざらし館
2004年6月にオープンした「あざらし館」。
屋外は北海道内の漁港をイメージするために、小さな漁船やテトラポットがあります。また、アザラシの野生環境を再現するために、ウミネコやオオセグロカモメ、オジロワシも飼育しています。
館内に入れば、アザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があります。その他にも、北海道の魚類などを観察できる水槽もあります。狭い円柱の水槽で潜ってきたかと思った瞬間、急にターンして浮上していきます。
ほっきょくぐま館
2002年9月に完成した「ほっきょくぐま館」。
もう一方では、堀を利用し、檻のない放飼場になっており、陸上でのホッキョクグマを観察できます。この場所には、「シールズアイ(カプセル)」があり、アザラシの視点からホッキョクグマを観察することができます。
上記の写真はプールを泳いでいないときのホッキョクグマです。泳いでいない時は、岩場の上で座ったり、寝たりしています。その姿はなんとも愛くるしいです。動く気配もなく6月の気温の暑さに少しバテ気味かな。
2カ所の展示場所の1つでは、巨大プールを設置し、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することが出来ます。一瞬のシャッターチャンスを逃さない様にカメラを構える来園者の皆さん。
館内から外に出ると、「シールズアイ」側のホッキョクグマを見ることができます。ここには巨大なプールはありませんが、岩場に登り座っているホッキョクグマは雄大です。
おらうーたん館&舎
2001年8月に完成したおらんうーたん舎
夏期開園中は,飼育舎と運動場にある,高さ17mの塔を渡るオランウータンの様子が観察できます。運動場では今まで感じたことがないオランウータンの迫力を感じられます。
また,冬期開園中は2005年1月に完成した「おらんうーたん館」(右側の灰色の建物)で,観察できるようになっています。室内の高さは7mあり,ロッククライミング用のホールド(つかむ物)や巨大ハンモック,たくさんのロープなどなど・・・仕掛けがあります。しかも,夏よりオランウータンとの距離が縮まります。
ぜひ,樹上生活者であるオランウータンの能力を,肌で感じて下さい。
参考資料より参照
外では飼育舎と運動場がつながっていてオラウータンが空中散歩できるロープが張ってある。運がよければオラウータンの綱渡りが見れるかも。ちなみにオスのジャックは体重120Km、握力は400〜500Kmあるそうです。だから重い体重であっても高い所まで登ったり、渡ることが出来るんですね。
初夏の眩しい日差しを避けるように日陰でのんびりと昼寝をするオラウータンの親子。
チンパンジーの森
2006年にオープンした「チンパンジーの森」。
夏期開園中は「スカイブリッジ」からチンパンジーの観察。冬期開園中は屋内でチンパンジーを観察できる施設になっています。
ちんぱんじー館を入ると屋内放飼場があります。
屋内放飼場では、ガラス一枚でしきられている施設です。今まで感じたことがない距離でチンパンジーを観察することができます。チンパンジーの細部まで観察できますよ。また、飼育係の手作り看板がたくさんあるので、チンパンジーのことがわかりますよ!
この場所には、元飼育展示係のあべ弘士さんの描いた壁画もあります。
※夏期開園中は4:00から展示。冬期開園中は常時展示。
参考資料より参照
屋外放飼場では、上記写真のようにさまざまな遊具を使って遊ぶ姿を観察することができます。屋外放飼場は、高さ16mの鉄柱があり、遊具やロープを使いチンパンジーがすんでいる森をイメージしているそうです。
※冬期開園中は見られません。ご了承下さい。
遊具を下りるると土や草が生えていて動物園であっても屋外でも施設内なら散歩できるようになっています。
※冬期開園中は見られません。ご了承下さい。
上記は「スカイブリッジ」に腰を下ろすチンパンジーです。
チンパンジーは好奇心旺盛で「スカイブリッジ」を歩く私たちのことをじっと観察しています。旭山動物園では「スカイブリッジ」からは、さまざまな角度からチンパンジーを観察することができるようになっています。
※冬期開園中は見られません。ご了承下さい。
ペンギン館
2000年9月にオープンした「ぺんぎん館」。
ぺんぎん館では4種類のペンギン、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンを飼育しています。
360度見渡せる水中トンネルからは、ペンギンの飛んでいるように泳ぐ姿を観察することができます。もぐもぐタイムでは、飼育係が実際に水中に潜りエサを与える水中給餌(1日1回)で、ペンギンのエサを食べる姿も見られます。
参考資料より参照
こちらは、ぺんぎん館の水中トンネルです。ペンギンは空を飛ぶことはできないですが、水の中では飛んでいるかのように泳ぎます。ペンギンも鳥の仲間だということが実感できます。
泳いでいるスピードにも注目!人間の目ではなかなか追いつけないもの凄いスピードで泳ぐ時がありますよ。ぜひ間近でペンギンが横切る迫力を体験してください。