1967年の旭山動物園が開園した年からある「総合動物舎」。
この施設には、カバ、キリン、サイなどの草食動物や、ペリカン、ダチョウ、エミューも飼育しています。開園当初からの施設ですが、エサ食べているところを間近で観察できるように、さまざまな工夫がされています。
上記写真ではダチョウ、エミュー、ニワトリの卵の大きさや重さなど、それぞれの特徴を紹介しています。
エミューはダチョウより体は小さいので、よくダチョウのこどもと勘違いされますが、よ〜く観察すると違います。
ダチョウとエミューの見分け方の一つは、足の指の数です。ダチョウは2本、エミューは3本です。これは実際に目で見て観察して下さい!その他にも見分け方があるので、ぜひ探して見て下さい。新しい発見ができますよ!
参考資料より参照
もうじゅう館
1998年9月に完成した「もうじゅう館」。
ここには、アムールトラ、ライオン、ユキヒョウ、アムールヒョウ、クロヒョウ(ヒョウの黒変個体)、ヒグマを飼育していた。
動物と同じ高さからの観察、動物を上から観察をすることができるなど、さまざまな角度から動物を観察できるような施設になっています。また、空中にせり出したオリがあり、そこからは、ユキヒョウやアムールヒョウを真下から観察でき、今までとは違った角度から観察できます。
2006年現在、ライオンはオスの「ライラ」とメスの「レイラ」、そして2006年10月20日にうまれた「アキラ」の3頭を飼育しています。人目を避けるように横たわる雄ライオンの「ライラ」。
参考資料より参照
こちらも日陰で昼寝をしているアムールトラ、ここにはオス「いっちゃん」、メス「のん」2頭がいます。アムールトラは、寒い地域(アムール川周辺)にすんでいる動物です。ですから、旭川の寒さはへっちゃらです!
ヒグマ
現在は、ここにはオスの「くまぞう」とメスの「とんこ」の2頭飼育しています。ヒグマは北海道産の動物です。北海道の方にとっては身近な動物なのです。本土にいるツキノワグマとはスケールも迫力も違います。
アムールヒョウ
現在は「アテネ」・「キン」兄弟の2頭飼育しています。「アテネ」・「キン」兄弟は、2005年に広島の安佐動物公園から旭山動物園にやってきました。
アムールヒョウも、ユキヒョウと同じく、真下から観察することができるようになっています。空中にせり出しているオリの所は、アムールヒョウやユキヒョウにとってお気に入りの場所なので、そこにいるときはそっとしておいて下さいね!
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クロヒョウ
クロヒョウ(ヒョウの黒変個体)です。現在はオスの「パック」1頭のみ飼育しています。昼間は寝ていることが多いです。ですが、動いている時のクロヒョウはの動きはすごいですよ!放飼場には、垂直に立っている木を軽い身のこなしで登っていく姿などが見られます。また、太陽光などの光が当たると、ちゃんとヒョウ柄模様が体にあることがわかりるぐらい、間近で観察することができます。
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