ノシャップ岬
ノシャップ岬は、アイヌ語でノッ・シャムといい、岬がアゴのように突き出た(集落)という意味と岬周辺が厳しい自然環境で有る事から、波の砕ける場所が語源となっています。天気が良い日には、利尻富士、礼文島、サハリンの島影を一望する事が出来、夕暮れ時には地平線に沈む夕日が感動的な情景を生み出してくれます。

稚内惠山泊漁港公園
ノシャップ岬にある夕景の美しい公園。イルカのモニュメントが象徴的。

公園では、ゆっくり沈む夕日が海を黄金色に染め、利尻富士をくっきり浮かび上がらせる感動のシーンが見られます。
夕暮れ時はロマンチックな恋人たちのデートスポットとなっています。

ノシャップ岬のシンボル、赤と白のストライプが目を引く稚内灯台は、高さ42.7mと全国で第2位の高さを誇ります。現在の灯台は2代目ですが、明治33年に建てられた初代の灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地になりました。

ノッシャップ寒流水族館
稚内灯台のすぐ側に建つこの水族館は開道100年、稚内開基90年を記念して、昭和43年(1968年)に開館しました。日本で100番目の水族館にあたります。
メインは水量90トンの大回遊水槽で、チョウザメ・ホッケ・アメマス・イトウ・ソイ・オヒョウ・ヒラメなど北方系の魚を360度グルリと見渡す一大パノラマを展開しています。アザラシ池では、流氷にのってきたゴマフアザラシ、ペンギン池では、南米からのマユダチペンギン等に会うことができ、120種、約3000匹の魚たちや海獣の生態を楽しみながら学べます。

青少年科学館
水族館に隣接し、南極探検で実際に使用された犬ぞり、石、タロ・ジロについての資料など豊富に展示しています。その他の展示室にはフライトシュミレータやパソコンなど使い遊びながら科学に楽しめるように工夫されており、直径12mのプラネタリウム室、科学展示室、天体観測室などの施設があります。