近年の北海道では、離島にまでバリアフリー化が進み、いままで民宿しかなかった利尻島にも大きなホテルが目立つ様になってきました。そこで今回のお宿は、利尻島の観光ホテルとしては収容人数も208名と最も大きいアイランドインリシリに宿泊しました。ただし観光客が多く訪れる繁忙期(5月1日〜9月30日まで)だけ期間限定の営業ですので予約はお早めに!
このホテルには、ツインタイプの部屋が多く、バリアフリールームが1室、ちょっと広めのラージツインルーム27室、スタンダードツインルーム20室、ファミリールーム6室などがあります。ちなみに上記写真のバリアフリールームの入口は、横にスライドさせる開閉式ドアで車イスでも幅は問題なく入室できます。
部屋に入ると白の壁紙で清潔感があり、入口のすぐ左側と正面奥にベッドがあり、その間に小さなテーブル、冷蔵庫、テレビ台などがあるという、ちょっと変わった部屋の作りになっています。
こちらが正面奥側から見た部屋の様子です。部屋自体が縦長なので車イスで使用する場合を考えると上記の様な配置になったのだと思います。
正面右側に浴室があり、入口は横にスライドさせる開閉式ドアで車イスでも十分な幅があり入室できます。奥壁に平行な手摺が付いています。
浴室内は照明も明るく、左側には高さが調節できるハンドシャワーと洗面台(大きな鏡)があります。その他、洗面器と通常の浴室イスがありました。
右側奥には、多目的トイレがあって入口は横にスライドさせる開閉式のスライドドアで、中も広く車イスが入っても回転できるぐらい十分な広さがあります。向かって左側に固定式の手摺とトイレットペーパー、左側には左右開閉式の手摺が付いていますので便座近くまで車イスを着けて移乗が出来ます。
洗面台はシンプルな作りで正面に鏡があり、車イスでも中央のパイプに注意すれば膝の高さ、奥行きともに問題なく使用できます。