自由行動の時間内でちょっと足の伸ばして小樽市の観光スポットが集まっている境町通りへ行ってみました。その境町通りの端のJR南小樽駅側にある「メルヘン交差点」付近には、小樽名物のガラス・オルゴール・スィーツ・寿司などのお店が立ち並び、いつも全国からの観光客で賑わっています。

小樽オルゴール堂「本館」

明治45年に北海道有数の米穀商が本社屋として建てた『小樽オルゴール堂 本館』の建物は赤レンガ造りと石造りの2楝からなっており、レンガ造りの店内はひときわ異彩を 放つノスタルジックな空間です。本館入口横にある蒸気時計は15分毎に汽笛を響かせています。

参考資料より参照

この広場の中央にある高さ4mの石造りの「常夜灯」。正式名「小樽海関所灯台」は、本州から小樽に物資を運ぶ船舶の目印として、1871年(明治4年)に信香町に建てられた灯台を復元したものです。当時の灯台は木造であり油で燃やして灯火を保っていたため、3年後に火災から焼け落ちてしまいましたが、住人からは「常夜灯」として親しまれていたそうです。

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こちらには常夜灯の詳しい解説が記されています。ここは「メルヘン交差点」の広場にもなっているので待ち合わせや集合場所として今日も常夜灯は小樽を訪れる皆さんの役に立っています。

小樽洋菓子舗 ルタオ本店
ルタオといえば1998年に小樽のメルヘン交差点に開店。主力のチョコレートを始め、ケーキなどの洋菓子類を取り揃えている。 中でもドゥーブル・フロマージュ(チーズケーキ)は大ヒットし、ルタオの名を全国に知らしめた。今では全国のデパートにも催事で出店しても大人気で身近にその味を楽しむことができるほか、通信販売でも購入できる様になった。

ルタオ本店の建物を表すフランス語で「小樽の親愛なる塔」を意味する「La Tour Amitie Otaru」の頭文字を、小樽の地名に愛着を込めてアレンジし「ルタオ」と名付けたそうです。

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何気なくルタオ本店に入ろうとして入口側にあった『人生という旅』の詩碑を見つけ、この詩を読んだ瞬間、今までにない肝銘を受けました。皆さんも入店前に読んでみてください。

小樽堺町通りのメルヘン交差点にある洋菓子舗ルタオの正面玄関前に建つ田島隆宏の詩碑。ルタオの河越社長が、車イスのプロカメラマンとして知られる、田島さんの写真誌集『うたごえがきこえる』を見て、大きな感動を受けて建立された詩碑。碑文は、田島隆宏写真誌集『うたごえがきこえる』の中の“人生という旅”が刻まれている。

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