デンマークの首都コペンハーゲンは古くから海上交通の要であり、商業の中心地、王室の所在地、そしてヨーロッパ、スカンジナビア、バルト諸国の三つの文化が出会う十字路として栄えています。近年隣国スウェーデンとの間に橋が架かりオアスン地区としてさらに発展しています。

空港からコペンハーゲンを車窓観光して昼食をとったあと、人々で賑わうニューハウンの雰囲気に少しだけふれました。
ニューハウンは、新しい港と言う意味で運河は1670年頃に掘られました。港町情緒の楽しめる運河沿いの地域である両岸の建物は1770年頃に建てられたもので昔ながらの美しい建物が並んでいる。アンデルセンの住んだアパートや土曜の「のみの市」などを散策するのが面白い。遊歩道は250mほどの長さで、洒落たカフェや高級レストラン、アンティークショップが並んでいる。

運河からは頻繁に遊覧船も出港していて観光客から地元の人まで利用している。我々が訪れた2006年6月5日は憲法記念日で遊歩道には沢山の人々で賑わっていました。

いよいよ北欧旅行最終日、コペンハーゲン市内観光に出発しました。まず訪れたのが波打ち際の岩の上にたたずむコペンハーゲンのシンボル「人魚姫の像」です。

人魚姫の像
アンデルセンの「人魚姫」をイメージしているがモデルの足が美しかったため、足首までウロコが無い。

ゲフィオンの泉
ランゲリニエ遊歩道にあるアナス・ブンドゴーが20世紀初めに造った有名な噴水。北欧神話の女神ゲフィオンがモチーフされた美しい噴水です。

アマリエンボー宮殿
1960年に建てられたロココ様式の宮殿である。円形の広場を4つの建物が囲んでいて、1794年以来、王室の居城となり、デンマークの王室一家がここで暮らしている。宮殿の屋根に旗が掲げられている時は女王様がいるらしい。、11〜4月の女王在宮日には楽隊が町に繰り出す。

広場の中央で立っている騎馬像はフレデリック5世の像

広場では各持ち場で衛兵が広場を見張っている。観光気分で一緒に写真を撮ろうとしたら急に動き出して怒られてしまった。写真撮影は衛兵の邪魔にならない様にしないと睨まれてしまいます。皆さんも行かれる時にはご注意を!
衛兵交代式は正午から

中央にあるドーム上の建物は1894年に完成したフレデリクス(マーブル)教会がある。実際は広場から100mぐらい奥にあり、大理石を使った豪華な造りで、金銭面で100年間建設が中断していた。中には、デンマークの著名人などの彫刻がある。

チボリ公園
市の中心部にある世界的に有名な公園で園内のレストランやエンターテイメントが盛り沢山。夜になるとイルミネーションも必見である。