テンペリアウキオ教会
1969年に建てられた別名ロックチャーチと呼ばれている。岩の中央を掘り、天井は総ガラス張りで屋根がドーム型になっている世界でも珍しい教会です。右側のコンクリート支柱の上に鉄骨で作られた十字架が飾られていますが、もしガイドさんからの説明がなければ「ここが教会だとは」誰も思わないでしょう。

中へ入ると屋根を支える細い支柱が周囲を取り囲む様に何本も使われ、ガラス張りになっていて太陽光で明るいです。また岩盤を砕く際に大量のダイナマイトが使用されたらしく岩肌に何本もの線状が見られました。

天井だけを見ていると土星か?UFOの中にでもいるかの様な感じで錯覚します。

岩に囲まれている中に、ひと際目立つパイプオルガン。ちょっと異様な感じですがミサの時やミニ・コンサートなども行われているそうです。

祭壇の右側には緩やかなスロープもあって車椅子でも上がって行けます。私も祭壇前で『これからの旅の安全』を祈ってきました。

祭壇背後の壁には氷河時代の岩の割れ目が使われているそうです。その他は、大小きれいに石が積み重ねられてありました。

続いて我々が向かったのは
シベリウス公園
フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの名を冠した公園。1967年にエイラ・ヒルトゥネンによって作られた、ステンレスパイプの彫刻とシベリウスの肖像のレリーフがある。

岩の上に造られたステンレスパイプの彫刻には1本、1本細かな彫刻が施されている。

シベリウスの肖像前にて満面の笑みを浮かべるN・Iさん。地面が細かい砂利なので車椅子では少し移動し辛かったです。