船室の通路は一見狭そうに感じますが車椅子でも何とか通れます。ただし部屋を間違ってUターンしようと思うとその場では無理で広い場所まで行かないと戻って来れませんでした。

我々が宿泊した8201号室はハンディキャップルームで入口の幅も広く、段差もないので車椅子のまま入室できます。

入室して右側にドアがあり扉を開くと車いす用トイレとシャワーと洗面台があります。車椅子トイレは両側に手摺が完備されていて下に降ろして使用します。洗面台も車椅子にピッタリで使い易かったです。トイレのドア左側に壁掛け用の電話が付いています。

シャワーは固定式とハンドシャワーがあり手前にシャワーチェアーが壁に備え付けられていて使用する際には下げると平らなイスになります。右壁に横手摺が置く壁に立て手摺が備え付けられていました。

入口付近にはクローゼット(ハンガー3本)とデスクとイスがあり大鏡とドライヤー、電話も付いています。もちろん冷暖房完備です。

部屋はツインタイプですが通常は部屋を広く使うため右側のベッドが壁に収納されています。ただしベッドはシングルで狭いため転倒防止のためサイドに車椅子を平行に置いて寝ました。

壁からベッドを引き倒すとツインベッドの出来上がりです。部屋の中央には窓があってバルト海を望めますがガラスが汚れていてあまりはっきり見えませんでした。