熱海城
熱海城は、静岡県熱海市の市街地の名勝地錦ヶ浦の山頂の険しい断崖に建てられている。この場所は、和田山の海抜100m余の高地で、天気の良い日には遠く相模湾や伊豆大島などが一望できる。
戦国時代に関東・東海地方に威を振るった小田原後北条氏歴代の名将たちも水軍の根拠地して築城を希望しながら、果たし得なかった所であると伝えられている場所とされています。
この天守閣の建築様式は、日本の築城建築が発展の頂点に達した桃山時代、慶長初期の様式にのっとり、外装5層、内部9層の高層建築で昭和34年に築城されました。同時期に再建されたお城として小田原城、名古屋城、大阪城などあります。
熱海城の天守閣には「金鯱」は雄の高さ(約3m)、雌は(2.9m)、重量(750kg)ともに日本一を誇り、製作には約一年を要したそうです。

≪城内の案内≫

6階 天守閣展望台
5階 「名画の誘い」日本画展(常設)
2階 「世界遺産」パネル展
日本城郭資料館(常設)
荻原一青画伯「名城再現ふるさとの城」展(常設)
東海道五十三次全図
北前千石船(復元模型)
マッチ棒城郭模型
1階 武家文化資料館
仮想写真「鹿嶋館」
お土産コーナー
B1階 浮世絵秘画館
浮世絵奇想画・戯画展
小金丸幾久彫刻展

熱海城へ入城する前に眼下に広がる熱海市内と熱海海岸の入江という最高な景色をバックに記念の一枚です。

1階の入口に展示されている金の鯱鉾に実際座って写真を撮ったり、それでは物足りない方には、有料にて仮葬写真「鎧、着物、忍者、軍服、ドレス、チャイナドレス」など撮ったりすることもできます。

展望台へは、1階のエレベータから上がり出入口へは、わずか2pの段差だけなので車椅子でも自由に出入りが可能です。展望台は一周できるので海側も山側も見て回れます。

熱海市内方面
熱海市内の漁港や温泉街が見渡せます

真鶴半島
何故か洋上には自衛隊の戦艦も数隻も
伊豆半島
この日伊豆半島の沿岸には赤潮も見られました

浮世絵
歌麿や葛飾北斎などの著名な浮世絵師が書く春画の芸術品。その他、歌川国貞、歌川国芳などの浮世絵も展示されている。

ところで、上記のこの絵、誰かに似てるな。皆さんはわかりますか?