旅行最終日は韓流ブームの代表作品となった『冬のソナタ』のソウル市内ロケ地巡りからとなりました。一番初めにユジン(チェ・ジュウ)とチュンサン(ぺ・ユン・ジュン)が通ったとされる高校ですが、なぜか?ドラマの舞台になった田舎の春川(チュンチョン)ではなく大都市ソウルにあります。今現在もソウル中央高校として優秀な学生が通う学校として使われており、我々が訪れた時も授業中でした。もうひとつ驚いたのが正門前でヨン様とチェ・ジュウの『冬ソナ』グッズがお土産として売られていたことです。冬ソナの恩恵にあやかっての便乗商売でしょうが、この現象にいちばん迷惑しているのは毎日通学している学生達かも。

あとがき
学校までは細い道のため見学希望者だけバスから降りて歩き出しましたが前方を見上げると急坂でした。もちろん車椅子介助の方も一台の車椅子を3人がかりで介助するくらい大変でした。わたしの簡易電動車椅子もフルパワーにしても何とか動く程度でやっとの思いで上りきった状態でした。最終的にはバスも徐行しながら正門まで乗り付けたわけですが正門まで大型バスが入ったことはないそうです。車椅子介助の皆さんご苦労さまでした。

学生が行き交う中、授業中ということで正門前からだけ写真撮影が許されましたが学校が小高い丘の上にあるため実際には校舎の一部しか見れなくて残念でした。でもドラマを見ていた方なら後方の校舎を見ればどの場面で使われたか思い出すのではないでしょうか。

お次はドラマの中でユジンの実家として使われた建物です。驚いた事に場所は中央高校から坂を上ること30mしか離れてません!こちらもドラマでは春川(チュンチョン)のはずなのですが移動の経費削減なのか?同じくソウルで撮影されました。実際に住んでおられるお宅の様で冬ソナの大フィーバー中には日本人の奥様方を中心に凄い数の観光客が訪れたそうです。誰だ勝手に他人の家で写真に納まってるのは!

冷静に見ると、どうみても一般的なお宅だけに観光客が訪れて騒ぐのはおかしいですね。住人の方には大変ご迷惑をお掛けしてしまってゴメンなさい。日本人を代表してお詫び申し上げます。