上記が仁川(インチョン)空港に迎えに来ていたリフトバスです。リフトは私もお気に入りのライコン社製で車内も車椅子(3台)固定座席がありましたが観光用バスでないためガイドさんが使うマイクも装備されておらずシートやスプリングも堅く乗り心地も悪かったです。
現在、韓国には観光リフトバスは1台もなく今回の旅行にもソウル市の福祉リフトバスを地元旅行会社を通じ特別に3日間貸切って観光してきました。
今後、日本の各障がい者団体がバリアフリー旅行で韓国に多く訪れる事で近い将来、韓国にも観光用のリフトバスが配備されるよう心から願っています。

お国柄なのか韓国では安全上の理由から車椅子のまま固定しての走行が認められないため、車内には車椅子の固定器具が完備されていませんでした。今回は旅行者ということで特別に交渉をして許可をもらい上記のように車椅子の前後左右をロープで縛り固定しました。結果論ですが意外とロープだけでも走行中は緩まずに固定されていました。
バスの運転手から聞いた話しでは韓国では例え重度障がい者であっても必ず座席に乗り移っているとの事でしたが、その話を聞いて座位バランスの保持できない重度の障がい者はどうするんだろう?と疑問に思ってしまったのは私だけでしょうか。