伊勢神宮(外宮)
豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りしています。建物やお祭りはほとんど内宮と同じですが、屋根の千木や鰹木など細部にちがいがあります。内宮と違ったところを見つけながら外宮を参拝するもいいかもしれません。

参考資料より

バス駐車場からバスガイドさんの案内の下、ゆっくりと砂利道を表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)へと進む皆さん。

手水舎(てみずしゃ)
参拝前に心身を清めます。
手水(てみず)の作法は、左手・右手の順で清め、左手に水をすくい口をすすぎ、最後に左手を流します。柄杓(ひしゃく)に直接口をつけないのが礼儀です。

手水舎で心身を清めたら「一の鳥居」、「二の鳥居」をくぐり神楽殿(かぐらでん)の前を通り御正殿へ向かいます。
神楽殿では、ご祈祷(きとう)のお神楽や御け(みけ)を行う御殿です。お札やお守り授与しています。鎌倉時代風の屋根が美しい建物です。

豊受大神宮(とようけだいじんぐん)
天照大神(あまてらすおおみかみ)の食事を司る神の豊受大神(とようけおおみかみ)をおまつりしています。
内宮と同じ唯一神明造(ゆいいつしんめいつくり)の様式ですが鰹木9本で千木が垂直に切られているなど、いくつか異なる点がります。

御正殿(ごしょうでん)
皇大神宮(内宮)ご鎮座より遅れること481年、雄略天皇の御代、天照坐皇大御神のお告げによって、丹波の国(今の京都府下、天橋立付近)から、この伊勢の国度会の山田の原にお迎えした、豊受大御神をおまつりしています。唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)といわれる、建築様式のご正殿は、ほぼ内宮の正宮と規模やつくりはかわりませんが、鰹木が内宮より1本少なく、千木が外削(先端が垂直に切られている)になってます。