ラストコマンドポスト
サイパン島北部に「ラストコマンドポスト」と呼ばれる場所がある。「ラストコマンドポスト」には日本軍兵器や「トーチカ」が遺されている。
各種ガイドブックには、この場所が日本軍の「最後の司令部」として南雲忠一中将以下の司令部首脳陣が自決した場所であると紹介されているが、これは誤った伝えである。
実際に日本軍の「最後の司令部」が置かれたのは、この場所より南にある「サン・ロケ地区」という山中にあった。
ガイドさんの説明によると現在の「ラストコマンドポスト」と呼ばれている場所は、観光用に読んでいるだけで日本軍の「最後の司令部」ではないとのことです。
一部参考資料より参照
ユーチューブで動画が観られます。画像をクリックしてください。
ラストコマンドポスト(島内観光)
最後の司令部跡へは通常であれば階段を上がって見学できるのですが車イスの場合は、整備された歩道スロープを車イスが一列になって上っていきます。
ラストコマンドポスト「最後の司令部跡」とされているが・・・実際のところは?
車イスの場合、入口まで歩道が整備されていて間近まで行って見学できる。ガイドさんの説明では大砲が当たり外壁に大きな穴が開いている。
中へ入ると大砲で打たれた外壁の穴は奥の外壁へと貫通していて外が見えるほど大きな穴となっている。
入口には、コンクリートの高い段差があるため車イスでは中へ入ることが出来ません。
@こちら側から外へ出ることが出来る通路となっている。
Aこのトンネルの通路から出入りが出来る。
B周りの見張りが出来るように周囲が通路となっている。
C見張り台の通路から階段へと繋がっている。
D歩行のできる方は、この階段から直接見学できる。
現在のラストコマンドポストの下は、広場になっていて「四十五口径十年式十二糎高各砲」、「短二十糎砲「航空魚雷」、「九四式三十七粍砲」が展示されている。
その他にも「五十口径四一式十五糎砲」、「九五式軽戦車」が展示されている。 野ざらしで展示されている為にサビついていて保存状態はよくないです。