余部鉄橋(あまるべてっきょう)
JR山陰本線鎧駅と餘部駅の間にかかる高さ41,5m、長さ310,7mの鉄橋で、トレッスル式と呼ばれる鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚が特徴で、この種の鉄橋では日本一の規模を誇ります。明治42年(1909年)に着工し、2年半の歳月と約33万円(現在地に現橋梁と同じものを建設する場合の工事費用概算:42億円)の建設費、延べ25万人の労力をかけ、明治45年(1912年)に完成しました。
参考資料より
四季折々の風景を楽しませてくれた余部鉄橋だが鉄骨の老朽化に伴い、現在、鉄橋のコンクリート橋への架け替え工事が進められており、全国から多くの観光客が見納めに訪れている。