水木しげる記念館
「ようこそ、妖怪の世界へ」
漫画家にして妖怪研究家、冒険旅行家でもある水木しげる。水木しげる記念館は、異才の魅力と作品の集大成として平成15年3月8日水木しげるの81歳の誕生日に生まれ故郷である鳥取県境港市に開館しました。
『ご利用案内』
●休館日/毎週火曜日
(祝日と重なる場合は翌日)
●入館料/一般:700円 団体600円、中学・高校生:500円 団体400円、小学生・心身障害者:300円 団体200円
車椅子昇降機
入館すると階段があるため足の不自由な方は車椅子昇降機で2階へ上がれる様になっています。ちなみに館内の車椅子昇降機には、車椅子使用者(本人)しか乗ることができません。
水木しげるの仕事場
東京都調布市にある仕事場を再現しています。鬼太郎たちも一室から生み出されていたんですね。
妖怪アパート
水木作品の中で最も親しまれている「ゲゲゲの鬼太郎」。彼らが住む妖怪アパートが皆さまをお待ちしています。実はアパート自身も妖怪なんですよ・・・?⇒へー!はじめて知った。
その他、下記などを展示されている。
@げげの間十代の習作や愛用品、漫画の原稿など写真と年表を通じて水木しげるの人生をたどる。
Cのんのんばあとオレのんのんばあがしげる少年に語りかけ妖怪を手ほどき。
D怪獣洞窟40体の妖怪が棲みつく怪光まあたたく洞窟。
Eあやしの土蔵開かずの土蔵には、いつしか妖怪が棲みつくという。見つからないようにそっと覗いて。
F映像シアタースクリーンの映像と音響で妖怪たちを体験してください。
Gふるさとの妖怪たち各都道府県の妖怪たちを、東日本篇、西日本篇にわけて紹介。
H精霊の間、水木しげるの冒険水木しげるの冒険旅行は世界中に及ぶ。その活動を映像や写真で紹介し、集めてきた妖怪面や精霊像、ストーリーボードを展示。
J壁のらくがき2階への壁に描かれた水木しげるの直筆「らくがき」。
K2階:企画展示室「鬼太郎と仲間たちの秘密」や歌川広重の「東海道五拾三次」に並列して水木しげるの「妖怪道五十三次」を展示。
Lいこいの広場来館した著名人の写真つきサイン色紙を多数展示しているほか妖怪にまつわる最新ニュースを掲示。
妖怪庭園
館内をひとどおり見終えると枯山水の中庭があります。記念館の建物はもと100年の歴史を持つ老舗料亭を改築したものだそうです。この中庭は料亭時代から大切にされていたものを引き継がせていただき、大きなアカマツ、沙羅、カエデなどのさまざまな植物に、古びた石灯篭が趣を添えています。
中庭の所々に妖怪がいます。妖怪とは人間の暮らしと自然との調和の中でうまれてくる文化です。長い年月、大切にされてきたこのような庭の中には、本当に妖怪たちが生き生きと存在しているように感じられませんか?
こちらは松の木下に隠れている妖怪です。ここなら雨が降っても濡れなくてすみますね。