神戸市役所1号館
 南京街を後にしてフラワーロードに面した「神戸市役所1号館」内にある無料展望スポットを訪れた。ここの24階展望ロビーからは南の海側からはポートアイランドやメリケンパークの景色が、北の山側からは北野町や六甲山系の四季折々の景色が楽しめます。
 その同階の海側ロビーには休憩スペースが設けられ、神戸の観光や国際交流に関するパネルなどを展示。同じフロアには、喫茶店やレストランもあります。

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神戸市役所1号館(神戸市)

いまや神戸の観光地となっている神戸市役所1号館
市役所1号館には神戸〜仙台空港の増便ご案内が掲示されていた
日本マラソン発祥の地 神戸
明治42年(1909)3月21日、神戸の湊川埋め立て地から大阪の西成大橋までの31.7キロの「マラソン大競争」が行われました。日本で「マラソン」という名称を使ったのは、この大会が初めてと言われています。参加申込者は408人にのぼり、体格試験によって120人にしぼりこまれました。鳴尾競馬場で予選が実施され、出場選手20人が決まりました。
 大会当日の午前11時30分、当時の神戸市長水上浩躬が、短剣で選手の前に張られた紅白のテープを切り、スタートしました。
 1位は、岡山県在郷軍人の金子長之助選手でした。御影付近で、わらじの緒が切れるアクシデントがありましたが、脱ぎ捨てて走り続け、タイムは2時間10分54秒、2着を5分近くも引き離す優勝でした。優勝者には、300円の賞金のほか、金時計や銀屏風などの豪華な賞品が贈られました。
 神戸マラソン(2011年11月20日実施)のスタート地点でもある神戸市役所前に、「日本マラソン発祥の地 神戸」の記念碑が建てられています。

参考資料より参照
ロビー海側からはポートアイランド方面が望める
ロビー山側からは北野町と六甲山が望める