ラス・ベンタス闘牛場
ラス・ベンタス闘牛場は、スペイン国内最大級の闘牛場です。世界でもメキシコのモヌメンタル・デ・メヒコ闘牛場、べネズエラのモヌメンタル・デ・バレンシア闘牛場に次いで収容人数が23,798人という世界第3位の規模を持っています。
闘牛のシーズンは、毎年3月から10月までで、毎週日曜日と休日に行われる。5月から6月までのサン・イシドロ祭の期間中は、毎日闘牛が行われる。季節によって違いがあるが、闘牛は夕方5時から7時までの間が開始時間で、終了時間まではおよそ2時間から3時間かかる。観客席は日向(sol)と日陰(sombra)、中間(sol y sombra)の3種類に分けられ、さらにアレーナ前の1階席から4階席まで価格帯が分かれている(日陰の席が値段が高くなる)。
我々が訪れた日は闘牛はやっていなかったが、前日のベンタス闘牛場の前を通った際には、凄い人数の闘牛観戦者がいてバス車内も興奮状態でした。
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闘牛と戦うマタドールの像 | 英雄のマタドールを称える像 |
アレキサンダー・フレミング(イギリスの医者)
ペニシリンの発見で傷を負ったマタドール(闘牛士)が抗生分質で助かったことに対し敬意を表している像。
ペニシリンの発見(1929年)
●ブドウ球菌を培養中にカビの胞子がペトリ皿に落ち、カビの周囲のブドウ球菌が溶解しているのに気づいた。
●このことにヒントを得て、彼はアオカビを液体培地に培養し、その培養液をろ過したろ液に、この抗菌物質が含まれていることをin
vitroの実験で確認し、アオカビの属名であるPenicilliumにちなんで、'ペニシリン'と名付けた(1929年)。
●動物実験によりin vivoでの抗菌作用を1940年に発表。
●第二次大戦で多くの戦傷兵が助かる。
●1945年 ノーベル医学生理学賞受賞