中世記念堂の2階へ案内され衛兵の交代式を見てきました。今回は前回に見学できなかった施設内の場所も含め順にご紹介します。

衛兵の交代式は旧正月と元旦及び本堂のメンテナンスの時以外、毎日9時から始まり17時まで1時間毎(09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00)に交代式が行われます。各時間丁度に始まるので、開始15分前には見学する場所を確保しておくことをオススメします。

衛兵交代が見られる時間帯は毎日9時〜17時。衛兵は1時間ずつ交代で蒋介石像を護衛、交代し控室に戻った衛兵は2時間の休憩後に再登場します。冬の国旗降納時間は17:10、夏は18:10となっているため、夏の場合17時に本堂での任務を終えた衛兵さんは国旗降納時間まで地下の控室で待機するのだそうです。
衛兵は台湾の陸・空・海軍よりそれぞれ選抜されるわけですが、身長や体力などが重視されイケメンが多いみたい!実際目を凝らしてみると、瞬きせずに直立している姿は実に男らしい!護衛の担当は「海・陸・空軍」の順で半年毎に入れ替わるそうです。私達が訪れた日は海軍が担当の期間中だったのですが、どこで海・陸・空軍を見分けるかというと、それはズバリ衛兵さんたちの制服の色!陸軍は深緑、空軍は青、海軍のみ夏は白、冬は濃紺と2パターンあるということなので、ぜひチェックしてみてください!

参考資料より参照

なお詳しい解説は第1回台北編をご覧ください。

ユーチューブで動画が観られます。画像をクリックしてください。
中世記念堂A衛兵交代式(台北)


先頭の衛兵さんはリーダーで、2人の衛兵を引率し、4人の交代を見届け、
任務を果たした2人を連れて帰る役目を果たしています 。
一種乱れぬ動作で淡々と交代式をする衛兵
天井には円形「国章」と三角「唐草紋」
衛兵交代を終えるとお立ち台の衛兵が敬礼をした直後から微動だにしない
蒋介石左側のお立ち台の衛兵
蒋介石右側のお立ち台の衛兵
お立ち台に立っている衛兵を横から見た感じ
本堂に鎮座する蒋介石のブロンズ像は高さ6.3mいう大迫力!
記念堂の正面からは蒋介石像側から外の景色が見れるようになっている
本堂の三方には花崗岩の階段が84段あるが、正面の階段にある5段を加えると89段になるので、これによって蒋介石の享年である89を表している。また、正面階段の中央には国徽(国の象徴)であることを示す「御路」(中国の伝統建築において、宮殿や廟堂にのみ用いられる参拝路)がある他、3層ある階段によって蒋介石と中華民国が奉ずる三民主義の「民権民族民生」を表している。

参考資料より参照