レインフォレステーション
ケアンズからバスで30分以内、キュランダからわずか5分の世界遺産に指定された熱帯雨林の真中にあります。入口に巨大な看板があります。

レインフォレステーションは、100エーカーという広大な規模を誇り、創業約30年の歴史を持ち、創立以来ずっとウッドワード家が所有運営しています。

参考資料より参照

レインフォレステーションの歴史
1896年に、アフレッド・ストリート氏という人が現在レインフォレステーションがある場所でコーヒーを栽培し始めました。当時「ファーン・ヒル・プランテーション」と呼ばれていたこの農園で、ロンドンやパリの展覧会で金メダルを取得するほど上質なコーヒーを作っていましたが、第一次世界大戦と厳しい霜の影響によって、1920年に終業に至ります。
その後30年間は去勢牛育成のための牧場に、そして1950年に、2人のイギリス人、アルストン氏とハリース氏がこの地域を「マウンテン・グローブ」と名付け、みかんとオレンジを栽培する果樹園を再開しました。その後1974年に現在の持ち主、チャールズ&ピップ・ウッドワード夫婦がこの土地を引き継ぎ、名称を「レインフォレステーション」に変更し、現在にいたります。

ちなみに正面入口は、階段(10段)があるため車椅子の方は建物裏側から入場します。

参考資料より参照

レインフォレステーションに駐車してある熱帯雨林を6輪駆動で駆け抜ける水陸両用車アーミーダック

アボリジニダンスショー
到着して直ぐに案内されたのがアボリジニダンス会場(ショータイムは1日3回:10:30、12:00、14:00)。プログラム順にダンスを披露し、最後はお客さんから選ばれた人達と一緒に踊り誰が上手かったか会場の皆さんの拍手で決めます。ちなみに、この日は韓国から旅行に来ていた男性でした。

ショープログラムは下記のとおりです。

このショーでは、クイーンズランド州北部の各地に伝わる様々な部族の踊りを表現しています。

歓迎のダンス:BIBA MYON
ディジュリドゥの吹き手がステージに現れ、皆様を祝祭(こらボリー)にお誘いします。

蚊のダンス:NGUKUN
葉で体を叩きながら寄って来る蚊を追い払う、マングローブの中での狩りの様子を表現するダンスです。

警告のダンス:GURRUNGA
ある部族が他の部族の領域に侵入してきそうな時に、部族間の争いを防ぐため近寄って来ないように警告するダンスです。

沈黙の蛇:PAMAGIRRI
パマギリとは沈黙の蛇という意味です。そっと近づいて来る蛇にご注目を!

シュガーバック:MUGUY
2人の狩人がマイコーの木を探して切り、甘い中身を取りだして部族皆で分け合うという、砂糖を見つけた時の祝いのダンスです。

火喰い鳥(キャソワリ)のダンス:BUNDARA
オーストラリアに生息している飛べない大きな鳥(キャソワリ〜火喰い鳥)のまねをし、アボリジニの人々の と狩りの能力を表現しているダンスです。

カンガルーのダンス:MARLOO
若いカンガルーが年寄りカンガルーに領域争いを仕掛けるダンスです。

アボリジニロックンロール:WARRAN−JARRA
足を振るワランジャランというダンスの様々な踊り方を披露します。

パマギリダンサー達が客席を回りお別れします。古代より続くアボリジニ文化を一緒に体験して下さり有り難うございました。

ダンサー&スタッフ一同より

ダンスが終わりアボリジニダンサーと一緒に記念写真を撮りました。

大昔から言い伝えられているアボリジニ人の天地創造伝説〜ドリームタイム・ウォーク(1日6回:10:00、11:00、11:30、12:30、13:30、14:30)を散歩しながら、ブーメランの投げ方を身につけられます。正しいブーメランの投げ方を教わる参加者の皆さん。

参加者にブーメラン投げを体験させる前に、実際にブーメラン投げを手ほどきするため集中しているアボリジニ。

場所を移してパマギリ(ガイド通訳)による先住民文化に関する説明を受けながら、世界最古の木管楽器「ディジュリドゥ」に触れる皆さん。

実際にディジュリドゥを吹いてもらう。吹き方によって色んな音が出ることがわかった。またオーストラリアを代表する動物で「笑いカワセミ、野生犬ディンゴ」の泣き声やカンガルーのジャンプを音にして表現してくれました。

やり投げ場の壁に飾られていたボリジニアート。大蛇の周りにブーメランやディジュリドゥやヤリを持ったアボリジニ人が描かれている。

約100m離れた木の的を目がけてやり投げをしてくれました。当てるのに大変苦労をしていましたが最後(10本目)が見事的中して皆さんからも大歓声でした!