日本では大阪万博以来、35年ぶりとなる愛知万博、別名『愛・地球博』に行ってきました。高度成長期の大阪万博とは違いメインテーマを「自然の叡智」サブテーマの一つに「環境型社会」ということで会場内も緑が多く環境にやさしい会場つくりをしており、万博が終わったら一部の施設を残す以外は全て自然に戻すという事です。
会場内はグローバル・コモン1〜6(外国館)と日本ゾーンに別れていて長久手会場における主動線として会場をほぼ水平に一周できる空中の回廊(グローバル・ループ)が設置されています。グローバル・ロープは、自然の地形に適するように設置され、グローバル・コモンを結ぶ(全長約2.6km、標準幅21m)で自然環境に配慮した構造と段差を無くすなどバリアフリーな回廊となっています。最も高いところでは約14mもあり見晴らしもいいです。
上記写真は、万博会場を空から一望できる展望型の「モリゾー&キッコロ・ゴンドラ」です。長久手会場と瀬戸会場の移動にはモリゾーゴンドラを長久手会場内を南北に結んでいるのはキッコロ・ゴンドラでの移動が便利です。料金は、モリゾー・ゴンドラは無料ですがキッコロ・ゴンドラは大人(中学生以上)600円、障がい者(障がい者手帳提示にて)300円、小人(小学生まで)300円、未就学児は無料となっています。
こちらは企業パビリオン。午前中から予約をすれば「人気のトヨタ館も夕方ごろには入場できるだろー」と思い行ってみると朝から長蛇の列。近くの係員に空いている時間帯を聞いてみると本日の車椅子席は全て予約終了とのこと。殆んどの方がインターネットで先行予約して来場されているということでした。せっかく名古屋まで来たのに残念!それにしても一日の来場者(平均7万人)を考えると車椅子席があまりにも少なすぎると感じました。
同じ企業パビリオン内にある日本ガス協会のガス館では、炎をテーマにしたマジックショーが開催されていると聞き予約時間を聞くと夕方16:00ごろに2席だけなら入場できますと言う返答。一緒にいたメンバーは車椅子が4名なので2組に別れるわけにも行かず結局は断念することに。限られたツアー時間内では、なかなか上手く周れないのもだと実感しました。