高山での宿泊には市内観光(屋台会館や古い町並、陣屋朝市)など徒歩で15分圏内で行けるひだホテルプラザを選びました。ここにはハンディキャップルーム(和洋室1室)が完備されています。ドアを開けると通路幅も広く、床のジュータンも薄いので車椅子でも自由に移動ができ使い易かったです。
洋室はツインベッドで十分な広さがあり車椅子とベッドの乗り移りの時でも思いの場所にセットでき介助するボランティアさんも楽そうでした。
和室へは、一段(3cmほど)高くなっていますがちょっとキャスターを上げれば車椅子でも入室可能です。10畳ぐらいあるので5〜6人家族で来ても障害を持った方がふすまを隔て隣部屋なので安心して宿泊できます。
もともとハンディキャップルームではないのでホテル側でも精一杯の設備をしているのだと理解しますが浴室の手前に設置してある長い簡易スロープが邪魔になって洗面台を使用する際には、その都度、スロープを移動させないと使えない不便さがありました。
浴室には入口が狭いため車椅子から降りて入室します。手前の壁に手摺、奥壁にハンドシャワーが付いています。浴槽は高さがあるので足の上がらない障がい者は介助が必要だと思います。
入口右側には身障者トイレが完備されています。便座の両側に手摺が右側に洗面台が付いています。車椅子で入ると決して広くなく用を済まして出る時も方向変換するなど大変だったのでもう少し広いといいなーと思いました。
ロビーには、からくり屋台「匠龍台」が展示されていて屋台会館に行かれなかった方にも身近に見ることができる。その他、玄関には車椅子スロープ、売店奥には身障者トイレが完備されています。