海上にそびえる『西洋の驚異』世界遺産モン サン ミッシェル
ルーアンからバスで約3時間半、やっと今回の旅の目玉であるモン サン ミッシェルに到着。
切り立つ花崗岩の上、海と天空の狭間にたたずむこの修道院は、大天使ミカエルに守られた聖なる場所。聖オベール司教が聖堂建築の告知を受けたのが708年。以来1300年にわたり、巡礼地として、また要塞や牢獄として、数奇な運命を辿った。孤独なサンクチュアリは現在、世界遺産として不動の人気を誇っている。
参考資料より参照
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モン サン ミッシェル@
島へ渡る前に現地ガイドさんからモン サン ミッシェルが出来るまでの歴史や島内観光での注意事項について説明されています。
島へのアクセスに便利だと埋め立てられた道路も2013年7月24日にモン サン ミッシェルがついに水に囲まれた。周辺の再開発で海洋環境が改善され、1879年以来初めて実現した。今回20分間だけ大陸と分断された世界遺産は、工事が完了する2014年末以降、年間50〜60回は島に戻るそうだ。
上記は海面に杭を打ち込んで建設された橋によって130年ぶりに島に戻ったモン
サン ミッシェル。
参考資料より参照
歩道を歩く事10分、ようやくモン サン ミッシェルの入口が目前に見えてきました!
島側にわたりモン サン ミッシェル へは木製の歩道が整備されていて車イスでも安全にアクセスできます。
木製の歩道が終わるとモン サン ミッシェルの入口から中へ。
大通り門の側には観光案内所があり各国の言葉で書かれたガイドブックが置いてある。
入口付近に展示されていた大砲。イギリスとの100年戦争の時には要塞で実際に城壁に設置して使われていた物らしいです。
大通り門
入口から2番目に見える門。ここは15世紀、島の警備を強化するために造られた。
ラ メール プラ―ル
19世紀に巡礼者のための宿泊施設として開業。疲れ果てた巡礼者たちの身体を癒すためにプラ―ル夫人が考案。独自の方法で卵を泡立て、たっぷりのバターで焼き上げる。店前にはオムレツを泡立てる銅鍋&暖炉で焼く銅鍋と一緒にプラ―ル夫人の写真が飾られています。
名物のオムレツはスフレのようにふっくらサクサク。外からも卵を泡立てる様子が見られる。我々が訪れた時にも店の中から銅鍋に卵を泡立てる「タッツカ♪タッツカ♪タッツカ♪」とリズミカルな音が通りにまで聞こえてきました!
オムレツ発祥の店『ラ メール プラ―ル』の反対側から下を見ると入口からこんな感じの参道です。
王の門
堀があり、小さな跳ね橋と落とし格子門が物々しい。両側にある塔の上方には、警備兵が巡回していた通路がある。
ここから先は少しの区間だけ平坦となっていますが石畳や他の観光客に注意しながら進んでいます。
凹凸のある石畳の参道を進んで行きます。車イスの場合、石畳の振動が激しいため皆から離れてもマイペースで安全に走行する代表のTS。
やっと皆さんと合流。添乗員やガイドさんと集合場所と時間を決めて自由見学となりました。もちろん自由時間ともなれば皆さん、お土産買へGO!
ノルマンディーとブルターニュ地方の間にあるこの地では、両地方の特産品が手に入る。中でも「塩バターキャラメル、バタークッキー、ミルクジャム、刺繍入りサシェ、ジアン焼の皿」そして気軽に味わえるのが「塩キャラメルソフト」です。私も食べてみましたが甘さの後に塩のしょっぱさが感じられる一品です。
グランド リュ
たくさんのホテルやショップが軒を連ねる修道院の参道。巡礼者たちが宿や巡礼の証を提供した店を開いたのがはじまりで、現在も両側にぎっしりと店が並ぶ。この地方ならではの味を楽しめるレストランやみやげ物店が多く、趣のある看板が散策の目を楽しませてくれる。