サッポロビール博物館
サッポロビール博物館は、広くビールに関する知識を深めていただく目的で1987年(昭和62)7月に開館し、2004年(平成16)リニューアルしました。日本で唯一のビールに関する博物館です。展示はサッポロビール社の歴史を中心とした日本のビール産業史などを平易にご理解いただけるように工夫しています。

ユーチューブで動画が観られます。画像をクリックしてください。
サッポロビール博物館

赤レンガの重厚な建物にサッポロビールのシンボルである赤い☆が壁と屋根の一番高いところに飾られています。

博物館の建物は、外国人技術師の指導のもと札幌製糖会社の工場として1890年(明治23)に建設されたもので、旧北海道庁赤レンガとともに明治の面影を残す数少ない貴重な文化遺産です。
また「札幌苗穂地区の工場・記念館群」の一施設として北海道遺産の選定を受けています。

参考資料より参照

3F 大地が育てたビールづくり〜サッポロビールの歴史を学ぼう!
@ 北海道が生んだビール
ビールづくりの原点
A 札幌の街とともに
工場・街の発展
B サッポロビールの歩
ビール産業の成長
C 受け継がれるビール造り
ビール製造と基本・こだわり
@ 黒田清隆、村橋久成、中川清兵衛といった、北海道でビールづくりにかけた人々の情熱と苦労をご紹介。あわせて、
サッポロビールの原点の「開拓使麦酒醸造所」の誕生と成長もご照会しています。
A 近代日本ビール産業の歴史とともに発展してきた札幌の街、人々の賑わいの様子。
B 日本のビール産業の成長と原点である開拓使麦酒時代から始まったサッポロビールの歴史。
C 昔のビール造りの様子を模型を使って説明しています。
サッポロビール札幌工場で使用されていた煮沸釜(ウォルトパン)は、ビールの仕込時に麦汁を煮沸するためのもので、
この工程が味や香りに大きな影響を及ぼすそうです。ここでホップを加えて煮沸することにより、ビール独自の苦味と
香りがつけられるそうです。 3Fにある大きな煮沸釜(ウォルトパンの前で記念撮影もできます。
2F ビールが生み出す潤いと輝き〜サッポロビールの歴史を学ぼう!
煮沸釜(ウォルトパン)の解説 実物の煮沸釜(ウォルトパン)を
3階〜らせん状の緩やかなスロープで見学できます
懐かしの看板コレクション
大小様々な木製の看板
時代の風景を象徴的に演出し、街を彩った
懐かしのビール看板
サッポロアドコレクション@
その時代とビールの関わりをポスター広告で紹介しています。
サッポロアドコレクションA
博物館収蔵のポスターの中から選りすぐりを一挙に公開しています。
コミュニケーションコーナー(2F)
来館者と博物館スタッフのコミュニケーションスペースとして使用される(イベント時のみ使用)
ビール博物館の見学の最後には、スターホール(1F)にてサッポロビールやノンアルコールビール・ソフトドリンクの試飲ができます。