関門海峡
東へ西へと1日に4回、その流れの向きを逆転させる関門海峡。狭い所では、両岸の幅は700メートルあまりしかありません。また、両岸の間を流れる潮流の速度は最高で約10ノット(時速18キロメートル)にもなり、この潮流の速さが「海の難所」ともなっています。
1日に4回潮流の向きが変わるのは、関門海峡の両端にあたる周防灘(東:瀬戸内海)と響灘(西:日本海)の潮位が異なり、満潮時では周防灘の潮位の方が高く、干潮時では響灘の潮位のほうが逆に高くなるからです。(1日に満潮2回、干潮2回)
関門海峡は、一日に大小約700隻もの船が行き交い、潮騒と汽笛が環境省選定「日本の音風景100選」にも選ばれています。

関門橋
関門橋の供用開始は昭和48年11月14日、橋長は1,068m、桁下高は約61メートル(水面〜車道面まで)、塔の海面上の高さ141.7m、総事業費も約300億円と当時としては巨額の国家プロジェクトでした。

布刈PAには展望レストランがあり、螺旋状にスロープが完備されているので関門海峡や門司港など360度パノラマで周囲を見渡すことが出来ます。

スロープ幅も十分な広さがあり車椅子同士でも安全に行き交うことが出来ます。