ラッフルズ卿 上陸地点
イギリス東インド会社の職員であったトーマス・スタンフォード・ラッフルズがシンガポールに自由貿易港を開き、シンガポールをイギリスの植民地とした「シンガポールの近代化の父」とも言える人です。
白いラッフルズ像は、ラッフルズ卿上陸150年の記念碑として、上陸地点に設置されたものです。この像の台座には「スタンフォード・トーマス・ラッフルズ卿(1781-1826)が1819年1月29日に初めてこの地に上陸」と書かれています。
参考資料より参照
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ラッフルズ卿 上陸地点(シンガポール)
ビクトリアシアター&コンサートホールにも同じ像が、しかしこちらは黒いラッフルズ像です。さて、どちらのラッフルズ像がオリジナルでしょうか。この黒いラッフルズ像は、1887年6月27日、シンガポールがイギリスの海峡植民地時代、ビクトリア女王在位50年を記念して、2万ドル以上をかけイギリス人彫刻家Thomas
Woolnerによって制作されました。当初は上の写真にあるように、セント・アンドリュース教会に面しているパダン(広場)の中央に高さ8フィートのブロンズ像がGranite(花崗岩)の台座の上に設置されました。
参考資料より参照
ダルハウジー記念碑
英国統治時代の壮麗な建築物が多く残るエリアにある、1850年建築のオベリスク。1848年から1856年までインド総督を務めたダルハウジー・マーキスの、2回目のシンガポール訪問を記念して立てられました。ジョン・ターンブル・トムソンが設計したこのオベリスクは、ロンドンのテムズ河畔にあるオベリスク「クレオパトラの針」がモデルと言われており、英国との深い関わりを感じさせます。台座の周囲には華麗な装飾の4つの街灯が立ち、端正なオベリスクを盛り立てています。
参考資料より参照
ラッフルズ卿上陸地点からシンガポール川の対岸には高層ビル群が立ち並んでいる。今の近代シンガポールの発展を見たらラッフルズ卿も天国で喜んでいるでしょうね〜!
カベナ橋
コロニアル建築群のエリアにある、優美な吊り橋。1868年に建造され、英領インド政府の元での海峡植民地における最後の知事、カベナ卿にちなんで名付けられました。現在シンガポール川に架かる橋の中で、最も古いものです。
歩行者のみが渡れるため、橋の上にはゆったりした時が流れています。エンプレス・プレイスやフラトン・ホテルなど、周囲の壮麗な建物を背景に、橋の欄干にもたれて記念撮影をする観光客でいつもにぎやか。橋の西側にはシェントン・ウェイのビル群も立ち並んでいます。徒歩で橋を渡りながら、シンガポールの過去と現在を実感してみてください。